奇跡的に、天候に応援してもらい 「川とあそぶ」活動が実施できました。
津市美杉町丹生俣の丹生俣川の上流!
杣棟梁に守られる森の中の河原で活動をさせてもらいました。
今回も、
気持ちいいということ、面白くて面白くてやめられないということ、嬉しいということ、おいしいということ
といった根本的な感情を体感している様子を見ることができました。
帰路
疲れて寝てしまう子、呪文のようなしりとりをしている子・・・・・、それぞれに満たされた表情。
よい感情が湧く体験を積んで、「こんなふうがいいな♡」「こういうのが好きだ♡」といった
自分の判断基準を身に着けてくれたら本当に嬉しいと思います。
「自然活動」「芸術体験」を通して、「表現活動」を総合的に体験する、半年間プログラム。
初日は、自然体験活動「田んぼと遊ぶ」 津市白山町上ノ村地域にお世話になった。
2012に制定された「劇場・音楽堂等の活性化に関する法律」に則って始まったこの活動、
当初は、文化芸術力を介して、子どもたちの感性を育むといった目的に向かっていたが、
いつの間にか、生き抜くための必須プログラムになっている。
内容が変わったのではなく、人間社会が人間力を劣化させているのだと思う。
今回のメインは、田んぼの水路で遊ぶこと。
現代、ちょっとやそっとでは許されない遊び。
地域の方々との下見の時、気付いたことがあった。
ひと昔は当たり前に、田んぼで草刈り仕事をする大人になんとなく見守られ、育つ稲に見守られ、自然との共生を学ぶ本当の遊びだったのだろうことを。
下見、検討の末、大人の配置や、服装の工夫により、実現した。
『たのしい~い~い~いーーーー!!』と叫んだ子どもの声は、その風景と仲良く溶け合っているようで、子ども達のカラダでたのしんでいる様子を見ながら、ありがたさも一入だった。
子ども達は、どこかで、自然にも大人にも愛されていることを感じられたんじゃないか?と思う。
はじめて、協力参加してくれた男性スタッフが、「こうやって遊ばな、強くなれんわな」と呟いた。
今を生きる子どもたちに、自然の中で時間を忘れ精一杯遊ぶことより大切なことはないと思う。
常識的には無茶苦茶なプログラムがら、この現代社会を生ききるのに必要なことだ!と、それぞれに価値観をもって協力してくれた、
大人全員が素敵であったことも書き残しておきたい。
子どもの成長を広い視野で願う大人が増えれば、子ども達が身心を開く大きな環境となれるような希望を感じる今年の活動初回となった。
今年も始まります!
「子ども里山そうぞう学校」市内小学生参加者募集!!
募集期間
2024年 7月1日(月)〜7月7日(日)
募集定員
市内小学生 8名
*先着です。お早めにお申込みください。
申し込み方法
HPから、 ⑴参加児童名・学校名・学年 ⑵保護者氏名 ⑶連絡の取りやすい、電話番号 OR メールアドレス
(注)お申込みいただきましたら、注意事項や約束事項の説明プリントを配信します。 内容に承諾いただき、あらたに参加申し込み書を提出いただいた段階で、参加決定となります。
実施期間
7月28日(日)〜12月15日(日)の半年間(全13回)
自然体験+芸術体験+舞台表現
ゆっくりじっくり体感していきましょう〜
昨年、参加してよい体験となったため、今年も里山そうぞう学校関係者に声をかけ参加した。
まず、皇學館大学の学生による神事が厳かにとりおこなわれた。
*昨年の活動で、神事を経験した子ども達は各段に所作が美しくなっていて驚いた。特別なことなのだろうか??? 必要な教養だと思った。
**子どもの感想に ✦ 楽器の音が違い合わさるときれいで、ずっと聞いていた。
✦ お祓いの時 ギザギザしたものがサワサワして風を起こしているように見えた。
✦ 心がサラサラした。
といったものがあった。
古来からの本質的な意味、食料を生産するだけでなく、より良い作業をさせてもらえるようにと見えない力に祈ることを見せてもらえることは、子どもの体験に意義が大きい。
その他、他者主催の活動に参加させてもらうことから、森の劇場スタッフも子どもの行動を見守るスタンスをとることができたことは、ありがたかった。
トイレに行くにせよ、田んぼの中で転んだにせよ、、、、、、で、どうするのか?
知らない人に声をかけトイレの場所を聞く表情、 どろんこのまま田植えを続ける表情は美しかった。
一人で考えて行動しなければならない時、子ども達はだいたいはカッコいい行動をとる。
見逃さないでいたいと思った。
よい時間でした。
今年は、身体で感じ合える「本当の時間」をフィールドワークのポイントにしたい。
4月の活動(4/14)は、
3月の根っこ劇場に出てきた、 むかしむかしその昔は、紙の代わりに大事なこと(この時は古事記)は竹に書いていた!を感じ取りたい!!の活動となった。
放置竹林となっている山に、持ち主さんと共に訪れ、大きな竹を一本切り出し、短冊をつくり、伝えたいことを文字にする。
この日、
肉体作業の後、同町の称名寺さんで、お昼ごはんをいただき境内で遊ばせてもらった。
最終の伝えたいことは、子ども・地域協力者・スタッフと年齢もバラバラなメンバーながら、誰もの言葉をわかり合えた。
「げんきがいちばん」「おもてなしのこころ」「いのちはたから」「たのしい、いってみたい」・・・・・・
大事な時間、本当の時間が流れた。
参加希望者の募集は定員となり、終了しています。
今年も、自然との営みの残る地域にお世話になりながら、身体と頭をシェイクさせるところからスタートします。
感じて・考えて・表現するを繰り返し・・・・・・・半年後、感じ合って・考え合って・表現し合う面白さに出会ってもらえたらと思います。
参加受付!5月1日(月)スタートです。
このページから申し込めます
⑴参加児童のお名前(ふりがな) ⑵保護者氏名 ⑶学校名・学年 ⑷住所 ⑸電話番号(なるべく連絡のつきやすい番号)
*受け付けは先着順ですが、受け付け後に約束事共有ができてから受付完了となりますので、ご注意ください。
【このプログラムは】
「子ども里山そうぞう学校」という、
個が 感じ・考え・表現する ことと
複数で 感じ合い・考え合い・一つの表現を生み出す 半年間プログラムが、
成長が最も著しい小学生という子ども達の心と体を育み一助になれることを、スタッフと保護者で確認し合えるようになり、
今年度はじめて、地域をしぼってのプログラムを提案します。
少人数で、地域の大人に見守られ、生まれ育っている地元の伝説や歴史に触れながら
自分自身の思いや考えに出会える機会になるだろうと思います。
↓
このことを発表するか?どうかは、始まってから考えましょう。
↓
自分自身の生き方は、ゆっくり自分で選んでいけるのがよいのではないでしょうか。
自分の土台をつくる一助になれたなら幸いです。
故意に計画しなければ得られないと思われた『のんびり』『ほのぼの』といった時間から解放された感触は・・・・・?得られるのか???の実験企画でもある今年の少人数開催。
午前中は、数回この活動を経験してきた男の子が「虫取りしながら山の探索」を、企画計画実施した。
一日を振り返ってみると、私自身が時間からの開放感を味わえた活動となったと思う。
・先輩男子は、よっかったな 自分が好きなこと(虫取り)を改めて感じることができた。と、
・初参加の男児は、僕は毎年来るワ!と、
・初参加の女の子は、ここの牛たちは自由やな~、といった。
みんながそれぞれに、ここでこの夏休みにたくましい何かが(*^-^*)育ちそうな気がした。
2022年度の案内が出来上がりました✨
子どもたちと過ごす時間を
そうぞうし、
ワクワクしてお待ちしております!
NPO法人 森の劇場プロジェクト
〒515-2602