二日前に子牛が生まれたという。
春子の子ども。
100% 人工授精・人口分娩という酪農(このことさえ知らなかったわけだけれど)、
それがここでは、365日放牧で、自然交配で自然分娩、
当たり前のことが特別すぎることで頭がこんがらがる。
名付け親になることになった女の子が一日中牛に張り付いていた(≧▽≦)
名前を付けるという責任を果たそうとする心意気が美しい。
第二回目、山肌への芝植え作業。
溝の水分に向かって伸びている日本芝をバリバリバリっとむしり、それを三等分ほどにして、山の斜面にザックリ切り目を入れて植え込み、ドンっドンっ踏み固める。
山の父さんや兄さんのやり方を見ながら話を聞きながら、幼いながらに腑に落ちれば適当な作業ではなくなる様子が見える。大切なことだな。
間伐作業が進むと「お~い」と牛を呼ぶ、みんなで呼び続けた。微かに足音!そして姿が見えたときの嬉しさ(≧▽≦)/ ようこそようこそ!!
倒れた木の葉っぱを無心に食べる牛たち、カワイイ!カワイイ!!を連発する子どもたち、見ていて幸せになる。
夕方、干し草やり作業では、牛の最後尾から牧牛犬さながら牛を追っていく。
大人になるまでに、人間ではない命と存分に戯れることが本当に大切だと感じる。
NPO法人 森の劇場プロジェクト
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