芸術祭を終えて
この国でこの地域で、それぞれがぞれぞれで活き活きと生きる・・・・・それは、この国のこと この地域のこと 周囲の人のことを知ることから始まると思う。
やりたいと意識し計画してできる芸術祭ではなかったと感じている。
多くの人たちの生きてきた物語を持ち寄ってもらったような感触を受けている。
振り返ると、劇団や舞踊カンパニーといった活動とは違うのでそんなことはできないと思っていたと思う。
しかし、毎年自身の奥深くㇸと探検にいくような舞台創作活動を続けていると、こういった人たちに巡り合えるのかもしれないと思った。
一言で言うと たのしかった けれど、簡単に来年もがんばろうとは言えないほど濃い時間だった。
8歳から88歳という市民出演者、
8歳の出演者は、終演直後母親に感想を聞かれ「きつかった」と答えたそう。
88歳の出演者は、まだやるべきことはあったが最後には仕方がない!とみんなに自分を委ね無心になっていた、と話した。
舞台に立つという意識は、両者同等だと思う。
舞台は神聖な空間だと教えられた。 その教えを何とか守れたようにも感じた。
ねえ!? どう生きる?!と、大きな問いかけをする 里山ばんざい芸術祭。
その問いかけは自分にかえってくるけれど・・・・・・♪ ♫ まあ、口笛を吹きながら進んでいきたいと思います。
関わってくださった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。
NPO法人 森の劇場プロジェクト
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