森劇メンバー持ち込み企画・開催、感想含め報告します。(記:長野多恵)
・この日台風12号接近直撃の可能性が高かったがそれた。地球がやってごらんと言ってくれたと思う。
・企画者(Yさん)の自宅が水害の危険性が高く、実際床下浸水の経験もありずっと気になっていた。
そのことを、森劇の今年のキーワード「プロフェッショナル市民になろう。」にも後押しされたのか皆に投げかけてみたいと思った。
とあいさつ。 クロスロード(災害のシュミレーションゲーム)を参考に災害時に起こるジレンマについて意見交換を行った。
↓ *内容は、PDF添付
⑴ ペットを避難場所に連れて行くか?
⑵ 大雨!避難情報が出た!「大丈夫!!」と言い張る祖父をどうする?
⑶ 避難所に届いたおにぎりは数が足りない!!避難所を運営する立場で・・・どうする!?
↓
✦終了後、防災市民活動を続けているメンバーから、下記の感想があった。
☟今日の意見交換は、社会(他者)に対する信頼感があると思った。この場を安全な場所だと共有しているのだろう。
☟防災活動によるコミュニティーの構築は実際の災害時において被害が少なく復興が早いということが証明されつつある。
☟森劇の活動が、とても有効な防災であるともいえる。
☟
●森劇の特色は異種混合、故意的に立場や肩書を置いて自分の考えを模索し表に出してみること。
今回、簡単そうで難しいこのことが育っていることを実感した。
大人が問われたことに対して、少し考え想像してみて自分の意見を言う=「我が事として考える」はじめの一歩だと思う・・・けれど
そのような意見交換の場が本当になくなっているということ、個人主義の社会の中で自分自身個人主義になっていることに気づく場として
もこのような時間は活かされると思う。(`・ω・´)
●「文化芸術によるコミュニティーの再生は、地域の犯罪率を抑え災害時の死亡率も減少させる。」
森劇活動をスタートさせるきっかけともなった文化政策の専門家中川幾郎さんの講演で印象に残った言葉。
自分自身は何をやりたいと思っているのか?どんな理想を描いているのか?霧がかかった状態の時の影響したこの一つの言葉は
少し私の中で芽を出したように思った(*^-^*)。
●ゴリラ研究の第一人者 山極寿一さんが言っていた。「共感力をつかって信頼関係をつくるには、時間をかけないといけないんです。
共感と信頼は時間との関係だから、いくらお金を使っても1分で友達にはなれない。」と。
舞踊を長くやってきた私には頭でも体でもピン!と来る言葉でした。
あらためて 自分もよいと感じ、他者を想像しても楽しんでもらえそうなこと、文化芸術といった人の特有の遊びの中で
共同作業できること・・・・・続けいていきたいと思った。
●企画者Yさんが、「うわ~ 緊張してるーーー💦」といった。
肉体の専門家(^.^)として私から、Yさんを通してみんなに一言。
人生をたのしんで生き抜く身体つくりの一つに、心拍数を上げる!というのがあります。身体のアクセルを踏む、、、とでも言いましょう
か??(^.^) しかし 新しいことにチャレンジするとき交感神経の関係で勝手に心拍数が上がります。
この緊張する高揚するというのが健康を維持する大きな役割を果たします(^O^)。
Yさんのチャレンジ✨ 嬉しかった~~~。
ここが、怖れずに話ができる、心が動いたときチャレンジできる場であり続けたいと思います。
それぞれの想いをそれぞれの地域でコツコツ実践していく、お互いにサポートできる、
おおおおおおーー(゜o゜) これって!(^^)!プロフェッショナル市民だよね。
NPO法人 森の劇場プロジェクト
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