台風が過ぎて久々の晴天となった。
芸術祭の舞台作品に関わる、人の生活と山の神さんの関係を情報収集し始めて4回目。
緊急事態宣言中ということもあり、子ども達自体が活動に参加できるのかどうか?を考える機会にもなったと思う。
今回は、クラブメンバーの「自分の暮らす地域の山の神さんと、その山の神さんの家となる山を探検したい。」という提案の実現となった。
山の神さんの家とされる みえ里山自然ふれあいの会さんが管理している公園でしばらく遊び、提案者の家のすぐそばにある山の神さんまで行ってみる。
公園から50メートルほどまっすぐ下った場所に山の神さんは祀られていた。
しっかりお守りされている様子だった。 12月の第一日曜日には簡単ながらお供え物したりおまつりをするらしい。
春には山から降りてきて田んぼを守り・・・・・・といった、田んぼは見当たらなくなった地域ながら地域で大切になれているようで安心した。
そのあと、白山町の子ども里山そうぞう学校の活動で関わった、山の神さんへと移動し舞台の創作活動をした。
コロナで、利用できる施設がなかったからなのだが、屋外で!、またみんなが世話になった山の神さんの前で、創作活動ができたことは何だか愉快な時間だった。
山の神さんはどう感じているのだろうか?などと話しながら活動は続いた。
前回の活動、「小野江神社」で、神主さんから教えてもらったの山神神事の話を思い出しながら、白山町二本木で神事の歌を紡いでいったこの時間は、
舞台活動の大きな収穫となった。
NPO法人 森の劇場プロジェクト
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