この活動を終えて、やわらかいのに大きな衝撃を受けた。
この表現クラブの活動は、
舞台で、”日本の風土から生まれた気持ちいい営みを忘れないで生きていきたい”といったことを表現するために
ほんの少しでも、その気持ちいい営みに触れておきたいというフィールドワークなのだけれど・・・・・・
日常生活と、私たちの暮らしを支えてくれている自然という環境は、分断されてしまっていることを思い知らされる。
また、その自然という大きな命と向かい合って日々仕事をしている今回お世話になった三浦さんのような仕事人はどのくらい残っているのだろう?とあつかましいながらも不安になる。
自然という環境も一つの命なんだということを完全に忘れて生きている自分を含む多くの人間も、ホンモノの木こりさんの敵に違いない・・・・・。
しかし、この日はかけがえのない素晴らしい時間を得た。
人間という感性ある特別な生きものになるためになくてはならない実体験の時間だったと思う。
今 ホンモノの第一次産業に従事する人と自然を感じる時間、それを誰かと共有する時間が誰もに必要だと感じる。
特に、子ども達にはみんなに体験してほしいと思う。
この全身が感じたこともほおっておけばアッという間に薄らぐだろう。
さて、どんなふうに舞台表現で活かせるのか・・・・・・・・。
これからが悶々の日々になる。
NPO法人 森の劇場プロジェクト
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