市民文化政策活動(市民一人ひとりが、文化よりよく生きることを、政策みんなで成す)の表現を試みた今回の舞台、
結果として、出演者も観客も市民文化政策という役割が自分にもあるという意識に働きかけるメッセージになったといえる。 (振り返りと観客アンケートから)
そして、1月19日(日)出演者で振り返り会を行った。内容のまとめる
『同時代を生きる人同士、実際に出会い、讃え合える時と場として、
この芸術祭は公的な意義がある』
下に、今回の舞台創作の経過の中で巻き起こった大切にしていきたいキーワードをあげておきます
(1/19 出演者振り返り会まとめ)
1)市民文化政策活動を呼びかけてみようという目的の共有があった
2)出演者それぞれに、参加理由があり、自身で選択し、「やれることをやる」という取り組みがあった
3)2)の共通意識が
➀お互いを励ますこととなった
②市民から市民に向けた本音のメッセージを生み出した
③自然に一体感のあるチームとなった
4)特に舞台芸術活動家同士の間に、大変建設的なハイブリットの刺激があった
5)この先、市民文化政策活動の表現活動は、現代社会の危機的課題を認識することが重要となる。
そして、危機的課題の中に自分はどんな希望を見たいのか?を共有すること、
それは市民だれもに関係し地域社会を形成する芯となる。
節目の時代に慣れず可能なスタイルを毎年工夫し表現し続ける必要がある
6)社会の課題を解決していく文化芸術の非日常という特性
➀手を差し伸べるとか寄り添うといった直接的ではない、本質を突くとか本音がこぼれるといった間接的な能力であること
②舞台を介して不特定多数に向けるメッセージをみんなでつくる作業は、効率化できない。したがって、
デジタル化効率化の現代社会の中で、思考力・洞察力・忍耐力・予想力といった人間の本質を豊かに育てる、
もしくは保つことができると予想できる
舞台芸術には、人間の意識を高めていく力がある
=それは、地域のまつり場になれるということ
運営に協力いただいた皆様、 ご来場いただいた皆様、 ありがとうございました。
今年は、舞台制作に参加してみませんか(^^♪?
”より生きる”につながる非日常空間を是非いっしょに手伸(たの)しみましょう (^O^)/
NPO法人 森の劇場プロジェクト
〒515-2602