夏休み子ども大学 「日本の国ができたときに、中心にあった大切な物語 <記紀神話より>」 始まりました。
子どもを対象とした、日本の国の神話に出会う講座をはじめて5年目。
5年前、小学生と一緒に皇學館大学を訪れて、
今年の第一回と同じ「伊勢神宮と日本の神話」の話を聞いたときの衝撃は忘れられない。
衝撃といっても、一つは清々しい風が身体を吹き抜けていったような気持ちの良い衝撃。
神話として描かれた時代からのおまつりが伊勢神宮で行われ続けている。
日本の神話は、間違いなく太古から生き続けているなんて、、、、
自分の生まれた日本という国は、素敵な素晴らしい国だ!!と、初めて意識した。
二つ目の衝撃は、自分の国のことを何も知らないという事は、自分の国を好きかどうかも判断できず、
自分の生まれた国を好きでも嫌いでもないというようなことは悲しいと感じた。
自分の生まれた国のことを何も知らないことにも気づいていなかった衝撃はとても気持ち悪い閉塞される衝撃だった。
知るべきだ!と思った。
どのように学ぶ場を作ればよいのかわからないまま、皇學館大学教員の新田先生や、小野江神社の駒田宮司さんに頼ったまま、丸4年を経て、
子どもたちの様子や言葉を拾い集めていく中で、
今、日本の国の古代史を学ぶことは、閉塞感が高まり続ける現代の中で、
人間という性質を自身で育てて成長するための突破口になるのかもしれないと思うようになっていった。
この、夏休み子ども大学は、上記の視野で行う活動の第一歩目。
顔合わせの段階では、不安の緊張感があふれていた。
当然だと思う、新田先生だって、もちろん私だって緊張していた。
しかし、その緊張感は、90分の座学を乗り越え、午後の猛暑の中の伊勢神宮参拝を終える頃には安心感に大きく傾いていたと感じる。
新田先生のお話、そして伊勢神宮、どちらもホンモノだという事は、年齢に関わらずわかるのだと思う。
専門家と、子どもたちと、その保護者というバラバラな多様過ぎる人たちが、みんなで良い時間をつくり出すことができたように感じた。
ホンモノを知りたいという共通意識とでもいうのだろうか???
今の社会に圧倒的に足りない、地域の人間関係と、年中行事、これらが相まって自然に身に着けていただろう人としての教養は、
時間・労力がかかりすぎて、現代には当てはまらない。
が、
日本の神代の物語の学び(知識)とフィールドワーク(実体験)と、仲間となる人とのクロストークが、穴を埋めることになる
可能性を感じる初日だった。
第二回は、日本の神話ダイジェスト「天地開闢 ~ 天孫降臨」 たのしみです。
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