日本の古典芸能は、積み重なっていくようになるまでの段階が曖昧だと思うことが多い。
西洋のものはメソッドといわれるものがしっかり体系化している。
どちらがイイというわけでもないけれど、
今、教える専門家も、関わるスタッフも、その曖昧さを承知の上で子どもたちと関わりたい。
今、同じ活動の「夏休み子ども大学」で、日本の神話に関わっている。
記紀神話もまさしく一人ひとりが想像の中にたのしむしかない。
しかないけれど、それに慣れてくるとその物語は幾通りにも解釈できて、たかだか100年ほどの人生の中では一生たのしみきれない内容と言える。
しかし、専門家や関わる大人が、曖昧であやふやなものだからまあどうでもいいんだよ!などと子どもを甘く見てしまったら、
間違いなく子どもたちにとって一足進めることなど何の意味もなくなるだろう。
明確ではない、日本の伝統芸能!
仕舞を教えるという事は、 飽き足らぬ能楽愛を語るということなのかな?と思う。
「日本の神話ダイジェスト ~天地開闢から天孫降臨~」
今回の資料は、神統譜のプリント 大学生にする授業のプリントと同じものだそう。
小2~中1の6名の子どもたち、
初回の自己紹介から、
なにかははっきりわからないが興味を持ち本人に強い希望があったという子から
親が参加したかったので半ば強制的にという子まで、
年齢も動機もバラバラ。
個人的に、やはり第一歩目が肝心だなあと感じる。
理由は何でもいいのだけれど(ご褒美と引き換えでもかまわないが)、よく話合って自分で参加すると決めること。
これまで、子どもの活動の中で感じることとして、
子どもの優れた能力として、寝ていても、よそ事を考えていても、大事なことは聞こえているということがある。
理解するとか、そういったこととは別だけれど。。。。 そんなことよりも、そこに居るということが最も大事なこと。
現代、肝心な空間に子どもを導くのは親の役目なのかもしれない。
肝心な空間と、子どもの様子から、体験の機会を選択できるとイイと思う。
しかし、理由は何であれ、あなたが決めたことだよね! 約束は守ってね!!という親の態度も大事。
日本の神話に触れるという大きな目的の他に、毎週(計5回)の活動をどのように子どもたちが過ごすのかも興味深い。
夏休み子ども大学 「日本の国ができたときに、中心にあった大切な物語 <記紀神話より>」 始まりました。
子どもを対象とした、日本の国の神話に出会う講座をはじめて5年目。
5年前、小学生と一緒に皇學館大学を訪れて、
今年の第一回と同じ「伊勢神宮と日本の神話」の話を聞いたときの衝撃は忘れられない。
衝撃といっても、一つは清々しい風が身体を吹き抜けていったような気持ちの良い衝撃。
神話として描かれた時代からのおまつりが伊勢神宮で行われ続けている。
日本の神話は、間違いなく太古から生き続けているなんて、、、、
自分の生まれた日本という国は、素敵な素晴らしい国だ!!と、初めて意識した。
二つ目の衝撃は、自分の国のことを何も知らないという事は、自分の国を好きかどうかも判断できず、
自分の生まれた国を好きでも嫌いでもないというようなことは悲しいと感じた。
自分の生まれた国のことを何も知らないことにも気づいていなかった衝撃はとても気持ち悪い閉塞される衝撃だった。
知るべきだ!と思った。
どのように学ぶ場を作ればよいのかわからないまま、皇學館大学教員の新田先生や、小野江神社の駒田宮司さんに頼ったまま、丸4年を経て、
子どもたちの様子や言葉を拾い集めていく中で、
今、日本の国の古代史を学ぶことは、閉塞感が高まり続ける現代の中で、
人間という性質を自身で育てて成長するための突破口になるのかもしれないと思うようになっていった。
この、夏休み子ども大学は、上記の視野で行う活動の第一歩目。
顔合わせの段階では、不安の緊張感があふれていた。
当然だと思う、新田先生だって、もちろん私だって緊張していた。
しかし、その緊張感は、90分の座学を乗り越え、午後の猛暑の中の伊勢神宮参拝を終える頃には安心感に大きく傾いていたと感じる。
新田先生のお話、そして伊勢神宮、どちらもホンモノだという事は、年齢に関わらずわかるのだと思う。
専門家と、子どもたちと、その保護者というバラバラな多様過ぎる人たちが、みんなで良い時間をつくり出すことができたように感じた。
ホンモノを知りたいという共通意識とでもいうのだろうか???
今の社会に圧倒的に足りない、地域の人間関係と、年中行事、これらが相まって自然に身に着けていただろう人としての教養は、
時間・労力がかかりすぎて、現代には当てはまらない。
が、
日本の神代の物語の学び(知識)とフィールドワーク(実体験)と、仲間となる人とのクロストークが、穴を埋めることになる
可能性を感じる初日だった。
第二回は、日本の神話ダイジェスト「天地開闢 ~ 天孫降臨」 たのしみです。
定員となり、子ども里山そうぞう学校の夏休み子ども大学開催が決まりました。
古代への大冒険
「日本の国ができたことに、中心にあった大切な物語」(記紀神話より)
個人的には、失われてはいけない育み(教育)が再現できるのか?と、そういったことも大変楽しみです。
天地開闢~神武東征
初代天皇となった神武天皇が望んだ国、、、、、
『まずは、よい心を育てたい、みんなで一つの家族のように仲良く暮らせる国をつくりたい』
ここにたどり着くころ、子どもたちはどんな想像を話すのだろう?
たのしみに、そして、しっかり取り組もうとあらためて思います。
今回は、明治という文明開化によって起こった混乱をどう乗り越えてきたのか?を学び、
令和の時代のAIとの共存で起こっている混乱を乗り越えていくヒントを持ちたいと依頼
案内役に、皇學館特別教授:新田均氏
世界と肩を並べようと決心する幕末、
問題点として300ほどある国々(藩)がバラバラであること
また、民主化への過程の中で、話し合いはできるがまとまらないこと
↓
よし!!古代のもどろうと考える
見ることのできるものとして
新生日本の基本方針「五箇条のご誓文」➡欽定憲法「大日本帝国憲法」の成立➡国民の道徳の基本を明示する「教育勅語」の完成
数多くの維新の志士が、全身全霊で組み立ててきた道筋に心打たれる。
視野の広さ、その先の想像力、理想像を実現させていく緻密さ賢さ・・・・・喜びを感じたり、その素晴らしさにため息をついたり
↓
令和の時代に何ができるのか、森劇はやはり古に学ぶことを取り上げたい。
問題点として、個人主義となっている社会は、戦後からスタートし、高度成長期に育ち、AI依存近年そうとう成熟しているとも言える。
しかし、大きな幸福のために自分を賭けて生きた先人の物語を知ること、史実を学ぶことは、
自分もなにか未来の役に立ちたい気持ちが芽吹いてくる。
たった今! みんなにとって、未来にとって大切なことを題材に、丁寧に学ぶ場は、不特定多数の集まりの中にも安心感が漂い始める。
公共劇場(白山総文)の使命プログラムを令和10年に向けて作ります。
人事と尽くして、棚からぼた餅を多くの人と美味しく食べたいと思う。
*人事を尽くして、棚からぼた餅 : by新田均語録
*写真は、講義後の遠足、二見浦
次回、最終回 9月13日(日)開催
今年の新しい試みとして、
能楽という芸能を大まかにイメージしてみる ことと、 能楽の動きの解釈にほんの少し理論を組み込んでみること。
手持ちの本を題材にしてみた。
能楽の解説本ながら、急に海外出張を言い渡されたおじさんの物語(^.^)
急に海外出張を命令されたおじさんの気持ちを考えたり
海外で、日本の伝統芸能について説明するとしたら、、、、、、
現代、知っている言葉は多いながら、自分の考えと混ぜ合わせることはほとんどないのだなあとわかる。
自分の考えを外に出し、他人の意見も聞きながら、自分の言葉をもってくれるといいなと感じた。
そのような願いはなかったけれど、いっぱいしゃべって自分の考えに触れてほしいと思った。
今年は、特別な年として、昨年と同じメンバーで二年目の活動をいたします。(森劇の子ども体験活動は、基本的に単年度の活動)
3年生という年齢、昨年の経験を通してやりたいという意思があることもあり、
能楽のお稽古として「たのしく体験する」から階段を一段登ろうと約束して初日が始まった。
礼儀作法や、とにかく繰り返すという、日本の古典芸能の最も大切なところを少し身につける今年になってほしいなあと願います。
時間を大切に過ごしていきます。
6月7日(日) 豊栄会さんのお木曳に参加させていただきました。
年末の芸術祭のこともあるからか、古のお木曳も妄想しながら、ただただ綱を曳きました。
20年という間隔で約1300年続いてきている式年遷宮
天武天皇のご宿願により、、、、、とあるけれど、古事記・日本書紀が編纂されている当時のこと
どのような願いがあったのだろう???と、また妄想する。
第一歩が始まった690年! ふっと、天武天皇でも予測できなかったと思いたい(≧▽≦)令和の時代に
大変重要な意味を果たすのではないか?などと思った。
きっと
丁寧に、大切に執り行われた行事は、時代と共に良い変容を遂げているのではないか?と思う。
その時々の使命を見事に果たしてくれた先人に、今回 仲間に入れてくださった豊栄会の皆様に
お声かけいただいた新田ご夫婦に、心から感謝します。
芸術祭参加者体験会を終え
12/6(日) 里山ばんざい芸術祭
古を学び・今を生きて・未来に責任をもつ
『まつり』
創作活動スタートします。
劇場版津のまち音頭! 大切なことを大切にする 舞台創作活動 ご期待ください。
テクノロジーの時代に、人間力を育む文化芸術プログラム!
2022~
年に一コマで開催してきた、子どものための『日本の国の神話』に出会う講座
とうとう今年、夏休み連続講座が開催できることになりました。
自分の生きる国の歴史物語を知ることは、
子どもであれば、自分を確認しながら大人になっていくことの大きな助けに
大人であれば、本当を追求しながらより生きるための教養になるでしょう。
三重県ならではの贅沢な感性教養講座です。
気軽にお問い合わせください。
NPO法人 森の劇場プロジェクト
〒515-2602