今年度の最後となる「みんなの共栄座」 神話に出会うシリーズは、
『大祓の詞』についてのお話を中心にと、予定しています。
時 : R5.3.19(日) 10:00~12:00頃
場 : 津市白山町の大三公民館 *津市白山町二本木1001-253
人 : 小野江神社の宮司さん 駒田具夫さんが案内役
費 : 500円 運営協力金として任意 *500円/家族 *子ども無料
タイミングがあった方はどうぞお越しください。
2月5日(日)微かに春が近づく気配を感じられるこの日、9回目の共栄座の開催となりました。 参加者は20名の満席となりました。 ありがとうございました。
”この人と話そう”と題したシリーズは3回目。
R4.6月は、吉村武司さん(一志町在住)。人生の集大成と言える時期に好奇心に突き動かされ生きている喜びを伝えてくださった。(縄文の世界をたどる旅の話は愉快だった)
R4.9月は、森川正美さん(白山町在住)。第二の人生に入り探求を続けている古文書の魅力を伝えてくださった。(民の救済に使われた野草に関する古文書の群読たのしかった)
そして今回。
鈴木さんと私が出会ったのは5年ほど前。 山地酪農を実施する美杉町竹原の山を、子ども里山そうぞう学校のフィールドとして協力いただくようになったのがきっかけ。
今回は、山地酪農に挑む鈴木さんという人物を地域の方々に紹介するスタイルをとった。
森劇の活動、そして私個人が、不特定多数の人にこの人を知ってほしいと願う企画だけれど、むずかしかった。
しかし、参加したみなさんにお願いしたアンケートをゆっくり読むと、大変多くのことを感じ取っていただいていて思いきって開催して本当によかったと思った。
鈴木さんに資料として貸していただいていた「愛農」という冊子の最後に
『百姓は自立する 生命を守りはぐくむ 金にしばられない 大地の恵みに生きる 世界をつなぐ心となる』
と、あった。
鈴木さんの話は、ゆっくりと思考と想像を混ぜ合わせて上記のことを語ったと思った。
そして、上記のことはお百姓さんに限らない多くの人の心の底にある願いだと思った。
この共栄座、肉体的健康で言えば、サウナやエステといった自身をリセットしたくなった時に役立つ、知らない人のヒストリーに出会えたり、知らないことを知る機会になることで、
自分を自分として意識できる場でありたいと思った。
鈴木克美さん、集まってくださった方々ありがとうございました。
昨年末、書類審査・プレゼンテーション選考を経て、寄付団体に選定していただきました。
通知と一緒に、コメントが同封されており(下記に掲載)、当活動に関し想像的に身を置いていただいたような細やかな温かい内容で
この内容をよいプレッシャーとして、丁寧に活動を続けていきたいと思います。
【コメント】
『 森の劇場プロジェクト、という団体名をお聞きし、どのような活動をされているのかと非常に興味深く、関心が高まりました。
プレゼンテーションで、「子ども里山そうぞう学校」で活動した子どもたちが、「子ども里山・舞台表現クラブ」に加入し、
大人と一緒に「市民による創作劇」に出演する、とお聞きし、なんて素敵でユニークな活動なんだろう、と思いました。
子ども達の成長過程においてこれらの経験や体験が貴重であり、かつ必須であり、子どもの未来への選択が広がる、と感じました。
大人も子どもたちと協働して一つの劇をつくるプロセスにおいて、子どもたちから気づかされることや学ぶことがたくさんあると思います。
それぞれの体験や経験、価値観を重ねて、子どもと大人が表現の場、一つの劇を創り出すプロセスが非常に魅力的でした。
さらに、地域の(自然)環境、伝統や歴史、人々、業を題材にされ、地域に根づき、地域への愛着を育むことができる。
課題にかかれていたように、多様な主体と連携をより強化され、いくつかの地域でこのような取り組みが展開されるように応援、
そして期待しています。』
寄付も去ることながら、このコメントは活動のエネルギーになります。
寄付は、まず 古くなり不安のあったライフジャケットを新調させていただきます。
!!定員となりましたので受け付けは終了いたします(1/23)!!
2月5日(日) 10:00~12:00頃 白山町大三公民館 !!詳しくは、添付チラシをご覧ください!!
美杉町竹原で山地酪農に挑む 100年続く鈴木牧場の3代目代表「鈴木克美さん」を囲んでちょっと深イイ話ができたら嬉しいなあと思います。
残席わずかとなっています。 参加が決まっている方は申し込みをお願いします。(コロナ対策も含めて)
令和5年の幕開けは大変穏やかな天候に恵まれました。
昨年は、この活動を総括するような、自分自身に活動の価値、意味を問うような現場が多くありました。
自分はどんなことに違和感を持ちどんなことを気持ちいいと感じるのか?を繰り返し他者と問答する文化芸術活動は、
うっかりすると足をすくわれそうな流れの速さで物事が進んでいる違和感や、疑い確かめながら気持ちいいことを探すことは安心できることといった
複雑で抽象的で微妙な感触を共感して笑い合うことができました。
今年も、
出会えた人と「感じ合い」「考え合い」「表現する」、
また、
自分自身の中で「感性を探求し」「自分で考え」「自分の言葉で伝える、自分の身体で行動する」という
他者と出会い、新たな自分を発見できる現場づくりを行っていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
どこかでお会いできますように。
NPO法人森の劇場プロジェクト
(代表) 長野多恵
芸術祭を終えて
この国でこの地域で、それぞれがぞれぞれで活き活きと生きる・・・・・それは、この国のこと この地域のこと 周囲の人のことを知ることから始まると思う。
やりたいと意識し計画してできる芸術祭ではなかったと感じている。
多くの人たちの生きてきた物語を持ち寄ってもらったような感触を受けている。
振り返ると、劇団や舞踊カンパニーといった活動とは違うのでそんなことはできないと思っていたと思う。
しかし、毎年自身の奥深くㇸと探検にいくような舞台創作活動を続けていると、こういった人たちに巡り合えるのかもしれないと思った。
一言で言うと たのしかった けれど、簡単に来年もがんばろうとは言えないほど濃い時間だった。
8歳から88歳という市民出演者、
8歳の出演者は、終演直後母親に感想を聞かれ「きつかった」と答えたそう。
88歳の出演者は、まだやるべきことはあったが最後には仕方がない!とみんなに自分を委ね無心になっていた、と話した。
舞台に立つという意識は、両者同等だと思う。
舞台は神聖な空間だと教えられた。 その教えを何とか守れたようにも感じた。
ねえ!? どう生きる?!と、大きな問いかけをする 里山ばんざい芸術祭。
その問いかけは自分にかえってくるけれど・・・・・・♪ ♫ まあ、口笛を吹きながら進んでいきたいと思います。
関わってくださった方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。
じんわり気持ちいい ゆるやかに清々しい・・・・・・これまでのお話の率直な感想です。
う~ん! 日本の神話!!知らないにもほどがある・・・・・これは、個人的な感想(^^;)です。
どなた様も、お気軽にお越しください。
✦11月3日(木・祝) 10:00~12:00ごろ
✦大三神社 *〒515-2602 津市白山町二本木1081
✦講話:小野江神社宮司 駒田具夫さん
✦参加費:大人500円 子ども無料
☆おにぎりなど持参していただければ、午後から ちょっぴりほっこりスペースでのんびりしていただけます🍙🍙🍵
お待ちしています。
11月2日(水) 受付スタート
里山ばんざい芸術祭2022 〜市民創作劇場〜
「科学の知 神話の知」
12月4日(日)14:00〜16:00頃
ご参加いただくには整理券が必要です。
チラシをゲットされた方は
裏面に必要事項をお書きの上、
ファックス059-262-2088
または
白山総合文化センター窓口へご提出ください。
チラシをゲットされていない方は
下記をお書きの上、
ファックス059-262-2088
または
メール info@popra.jp へお送りください。
・お名前
・ご連絡先
・住所
・整理券希望枚数
お会い出来るのを
楽しみにしていまーす(*^^*)/
今年実験的に開催している、「今」「どんな」「機会」に出会える場があったらよいのか??という み~んなの共栄座企画
はじめるときからやってみたかった『とくになんにもない(≧▽≦) 好きなことを好きな人がほんの少しお裾分けしてみたい』という空間を運営してみます。
タイミングがあった方は、とりあえず(^^;)お越しくださ~い。 だれかかれかがお待ちしています。
10月23日(日) 津市大三公民館(津市役所大三出張所敷地内 : 〒515-2602 津市白山町二本木1001-253)
このページのPDFチラシを見てください(*´▽`*)/
台風の影響で朝から強い雨だった。
フィールドワーク最終日、”もしも小学校で日本の神話について1日だけ学べる日があるとすると何を教えていただけますか?”という図々しいお願いに
✦まずこの日、新田先生は、軽快に清々しく、そしてまたたのしく伝えてくださった。 ⇔ 子どもたちも自由に受け答えし始める
・日本人にとって、伊勢神宮はどんなところなのか?
・伊勢神宮は何をしているところなのか?
・伊勢神宮と日本神話の関係
✦それから、外宮を参拝し、遷宮館を拝観
講義を聞いた直後だからか? 子どもたちが熱中して見ているからか? 博物館の展示がグイグイ身体に迫ってくるようだった。
子どもたちも宝飾工芸品や建築物、またその映像を食い入るように見ている、「綺麗」「細かい」「美しい」と言う、本当にそうだ。許されるならまだまだ見ていたかった。
✦あまりにも激しい雨に、内宮は諦め大学にもどって振り返りを共有した。
【ここに私の感想を書いておきたい】
・身体は、軸がスッと抜けたような軽やかで視界が広がってさわやかになった。とぎれとぎれだったモノがうっすらと繋がったのだろうと思う。不思議な体験。
例えば
・神宮では年間1500もの神事が執り行われている。 このことは文字として知っていた、『へぇ~そうなんだ~、そんなにやることあるのかな?』と言った感想だったと思う。
ところが直に話を聴くと、今日も日が昇ったことに感謝し、美しい水が今日も井戸から湧いていることに感謝し、神様、それは祖先といった考えでただただおいしいものを食べて喜んでほしいと願う、、、、、、
そんな心の熱が伝わってくるようで、本当にありがたいことだと感じたし、ここに自然と共に生きていたという事実を感じた。
私は、常々 子どもたちに本モノ(人も物も自然も)に出会う機会を設け、それらに触れることで自分自身の審美眼を育ててほしいと願っている。
それを仲間と共有して、自分ではない考えにも出会い、本当のことを選択することができるようになれば、自分に自信が持て、生きることは楽しくなるのではないか?と思うので。
今日は、先生も神宮も博物館も、そして雨も本モノだった。 それはすごい迫力だった。
その夜、布団に入ってから泣きそうな感情になった。 多分 生かされている・・・・・ということをゆっくりと味わっていたのかもしれない。
こんな時代だからこそ、すべての小学生に日本神話に触れておいてほしいと心から願う。
きっと悩んだとき、悲しくてたまらない時、もちろん嬉しい時も、神話は相談相手になってくれると思う。
人の本能の栄養に日本神話はなってくれると思う。
子どもたちのことを、すばらしい子どもたちとおっしゃってくださった。
新田先生も、ラベルの無いフラットな方だった。
ただ、自分が良いと思うことをずっと研究されていて、自分で信頼できることを自身をもって話してくださるから、子どもたちは尊敬して安心して一緒にフラットになれるんだろうと思う。
また子ども達は(私たち大人も)人間になる階段を登っているように感じた。
ありがたさに涙こぼるる一日だった。
さあ、舞台に向けて頑張ろう(^^)/
NPO法人 森の劇場プロジェクト
〒515-2602