二日前に子牛が生まれたという。
春子の子ども。
100% 人工授精・人口分娩という酪農(このことさえ知らなかったわけだけれど)、
それがここでは、365日放牧で、自然交配で自然分娩、
当たり前のことが特別すぎることで頭がこんがらがる。
名付け親になることになった女の子が一日中牛に張り付いていた(≧▽≦)
名前を付けるという責任を果たそうとする心意気が美しい。
森の劇場ぷロジェクトの自然活動の中で、人間の感性についてよく空想にふける。
古代 自然という大きな命と向かい合い協力しないでは、生きることのできなかったころ、人はみんな神様だったんじゃないか?
星の位置、月の光といった不思議をずっとずっと抱えながら、想像や空想の中で浮遊することをどのようにたのしんでいたんだろう・・・?? などなど。
今回、三浦さんという木こりさんを訪ねて、またそのあたりの謎に迷い込んだ気がする。
それは、心地よいのだけれど、感じてみたくなって途方に暮れるといった感じ。
第二回目、山肌への芝植え作業。
溝の水分に向かって伸びている日本芝をバリバリバリっとむしり、それを三等分ほどにして、山の斜面にザックリ切り目を入れて植え込み、ドンっドンっ踏み固める。
山の父さんや兄さんのやり方を見ながら話を聞きながら、幼いながらに腑に落ちれば適当な作業ではなくなる様子が見える。大切なことだな。
間伐作業が進むと「お~い」と牛を呼ぶ、みんなで呼び続けた。微かに足音!そして姿が見えたときの嬉しさ(≧▽≦)/ ようこそようこそ!!
倒れた木の葉っぱを無心に食べる牛たち、カワイイ!カワイイ!!を連発する子どもたち、見ていて幸せになる。
夕方、干し草やり作業では、牛の最後尾から牧牛犬さながら牛を追っていく。
大人になるまでに、人間ではない命と存分に戯れることが本当に大切だと感じる。
『出雲の国譲り』~『天孫降臨』
出世魚のように何度も名前を変えていく大国主命。
成長の過程は波乱万丈すぎるけれど、ただただ突き進んでいく姿は、今の時代に勇気をもたらせてくれる。
何度も何度も話し合い試行錯誤しながら国譲りは進んでいく。
解決するまでに、世代が変わっている、、、、、孫の世代を想像しながら木の世話をし、爺さんの仕事を想像しながら木を切るといったことなのだろうと思う。
神話の中には、今 納得して生きることのヒントが詰まっている。
*次回は、11月3日(木・祝)です。 どうぞ、どなたでもお越しください(^^)/
故意に計画しなければ得られないと思われた『のんびり』『ほのぼの』といった時間から解放された感触は・・・・・?得られるのか???の実験企画でもある今年の少人数開催。
午前中は、数回この活動を経験してきた男の子が「虫取りしながら山の探索」を、企画計画実施した。
一日を振り返ってみると、私自身が時間からの開放感を味わえた活動となったと思う。
・先輩男子は、よっかったな 自分が好きなこと(虫取り)を改めて感じることができた。と、
・初参加の男児は、僕は毎年来るワ!と、
・初参加の女の子は、ここの牛たちは自由やな~、といった。
みんながそれぞれに、ここでこの夏休みにたくましい何かが(*^-^*)育ちそうな気がした。
コロナ第七波爆発、そして猛暑の中、全員出席でスタートを切れたことにまず感謝したい。
子どもたちの本能の芽を育てるには、全身を使って全力をかけて遊ぶことしかないと、あらためて実感することになった初日となった。
正誤善悪を後回しにした子ども里山そうぞう学校、このことを理解しようとする大人と、承知している自然の中で、子どもたちは野生化していった。
野生になることのできる場でありたい。
今の時代に新たに構築していく必要性のあるコミュニティーを探求する実験企画「みんなの共栄座」
ちょっと文化政策事業らしく難しい言葉を使ってみたけれど、
言い換えるならば、
お金やら、地位やら解放されて、好奇心やら正義感騒ぐ面白そうなことをやってみることのできる場(きっと、昔なら 本当の村の大切なまつりの世話役の集まりみたいなのだろうと思う)を
つくれたらつくったほうがよいだろうな~と感じるので、探求したいと言うこと。
結論としてできる!と感じた。
現代の閉塞した重い分厚い扉を長い時間かけても開けたいと思っている人たちが何人もいた。
私には、日本神話の天の岩戸開けの時の、いろんな個性の神様がドンチャン騒ぎして笑っているように感じた。
できてもできなくても大したことはない、こんな人たちと何かが起こったら面白いと思った。
7月24日(日)開催の、文化政策勉強会は、満席となりました。
コロナの感染が爆発している現状での開催ですので、当日参加は受け付けることができません。よろしくお願いいたします。
今、一人ひとりが自分の考え、自分の判断を落ち着いてとらえ、複数で問答し葛藤し少しずつ進む道を探すことに、
中川氏の提唱する文化政策を基盤の教養として共有することができるのではないか?
静かに検証したいと思います。
ZOOM配信します。(参加はできない)
希望される方は、23日(土)12:00までにご連絡ください。
まずは正式参拝。
それから戦国時代に信長に焼き払われてしまったこの神社に唯一残っている「山雄田興廃記」から、神社の由緒の話を聴いた。
宮路宮司さんの話は、子ども達の緊張を徐々にとかしていくのがわかる。
ああ!神社って誰でもが安心して尋ねられる場所だったのだろうと嬉しい気持ちになった。
日本の風土と深い関係を持つ営みや、その営みから生まれた文化を舞台で表現するこの舞台表現クラブ!
今年はどんな表現が生まれてくるのだろう?
宮司さん!!一日中大変お世話になりました。 ありがとうございました。
PS.地元の子ども達にこそ、こんな体験を提供したいと思いました。
縄文遺跡を旅して思う”先人達の豊かな暮らし”
今よりはるかに気候変動も激しく、自然をしっかり観察し、人と人が協力しないでは生きられなかった環境、、、、、、
そこに1万年もの平和な時間が流れたことは、大いに誇らしく羨ましく想像した。
そして、それを語る吉村先生の面白がりで朗らかな人柄が、縄文人と重なるようだった。
この、顔が見える、安心できる小さなコミュニティー空間づくり実験は、
みんなを楽しませたいと思う講話者、たのしみますよ!という気持ちをもっていらっしゃた参加者によって成されたようだった。
吉村先生より、
「森劇さんには、静かにゆっくりと豊かな時間をつくり続けてほしい、自分もできることはさせてもらいたいと思う」と言っていただいた。
静かに!ゆっくりと!大切にしていきます。
NPO法人 森の劇場プロジェクト
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